京都の古着屋Linkのブログ

買い付け日記 17

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今回の買い付けもいつも通りハードで、疲れがたまってきているからか、体調が良くないからか、それとも両方の理由からか、ついに幻覚を見るようになってきてしまったみたいです。

今日の朝に日本に向けて第2便を送りに行き、特にトラブルもなく荷物を引き渡した後、ちょっとドライブして、さらなる田舎町へ。
そのドライブの途中で信号待ちをしているとき、なんとなく斜め前の車のサイドミラーを見てみると、そこに映った運転席にサングラスをかけた毛足の長い白い大型犬が座っているのが見えました。
さすがアメリカ、犬でもサングラスかけるんや。まぁ、日差しがきついしなぁ。
なんて考えながら相方に報告すると、そんなわけはないと全否定。
「いやいや、しっかりのこの目で見たんやって」と反論する僕。
さらに全否定する相方。
そんな言い合いがしばらく続き、最終的に「そんな言うんやったら、自分の目で見てみたらいいやん」と強めに言う、自信に満ちた僕。
というわけで実際に相方に見てもらうことになり、サングラス犬の乗る車の横に並ぶことに。
少し走っていると並ぶチャンスがやってきたので、スピードを上げてサングラス犬の乗る車の横へ。
自信満々に横の車を見てみて、自分の目を疑いました。
あんなにしっかりと見たはずのサングラス犬がいないのです。
いるのはハンドルを握った、ふくよかな白人さんのおばあさんだけ。
おばあさんの真っ白な髪の毛の上にはサングラスが乗っていました。
どうも、おばあさんの髪の毛とそこに乗っけているサングラスが、白い毛足の長い大型犬に見えたみたいです。
確かにおばあさんはブルドッグに似ていましたが、僕の見た犬とは全くの別物。
勝ち誇った顔で僕を見て勝利宣言する相方に、「さっきはほんまに見たんやって。どっかに移動したんやって」と絶対に見たと強く言った手前、苦しい言い訳する僕でしたが、そんなものが通用するはずもなく、最終的には認めて謝ることに。
冷静になった今になって考えてみたら分かることなんですけどね。
いくらアメリカとはいえ、サングラスかけて運転席に座る犬なんて存在するはずがないってことは。
あのときナチュラルに受け入れた僕の精神状態が少し心配です。

長々とどうでもいい話をしてしまいましたが、疲れがたまりまくっている僕とは真逆に、本日も商品は順調すぎるぐらい順調に集まっています。
今日の朝に第2便を送ったばかりですが、かなりの数の商品が僕を圧迫しています。

画像は90年代の刺繍TシャツとYAECAのワークパンツ、GUCCIのレザーウォレットです。
オールドのTシャツは、サイズ感、コンディション、シルエットの揃った男前。
左胸にはいった、ロシアの国章でもある双頭の鷲の細かな刺繍が良い雰囲気です。
ヤエカのワークパンツは、コットン×ヘンプ素材の、これからの季節に活躍してくれる一品。
ドメスティックのブランドもアメリカで見つかることが増えたとはいえ、こっちでヤエカを見つけるとは思ってもみなかった、アメリカ買い付けのうちの店では、ある意味ハイブランドよりも見つかりにくい希少価値の高いアイテムです。
グッチの財布は良いコンディションで良いサイズ感、良いデザインの逸品。
以前に同型のものを仕入れたときには、お問い合わせを多くいただいたのですが、入荷後即売れだった、人気の高かったアイテムです。
無くなってしまっていたハイブランドの財布も、今回の買い付けで少しずつ集まっています。

では、これから本日収穫分を仕分けしていこうと思います。

by used_link | 2017-05-31 13:08 | 買い付け日記 | Comments(0)
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