京都の古着屋Linkのブログ | |||||
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() いきなりなんですが、誰も悪くないのに、誰も幸せになれない瞬間があることを、今日知りました。 今日は朝から200キロほどドライブして緑の多い郊外の町へ。 僕はこっちでは、日本に比べてトイレに行く回数がすごく少なくなるんですが、今日は朝に水分をとりすぎたのか、朝イチの買い付け先に到着後すぐにトイレに入りました。 こっちのトイレは、入ってすぐに手を洗うところ、その横ぐらいに小用のトイレが少し並び、その奥に大用のトイレの個室があるところが多いんですが、今日の朝に行ったところは配置が逆で、入ってすぐに大用の少し広めの個室、奥に小用のトイレ、といった感じでした。 とにかくトイレに早く行きたい僕は入り口のドアを開けて小用のトイレに急ぐことに。 そのとき、通りかかった大用のトレイの個室をチラッと見ると、衝撃の光景が。 開け放たれた大用の個室のドアの向こうに、鬼の形相で便器に座っているオジサン。 思わず立ち止まってしまった僕と、便器に座ったオジサンの視線が合うこと数秒。 あ、これヤバいヤツや、と思い何もなかったように小用のトイレの方に向かおうとすると、オジサンが大きな身振り手振りで必死に弁解を始めました。 下半身丸出しで便座に座ったまま。 オジサンは必死すぎて早口になって、なかなか何を言っているのか分からなかったんですが、何とか僕が理解したことを要約すると以下のことみたいでした。 トイレのドアのカギが壊れていて勝手にドアが開いてしまうこと。 しかも大用の個室が1つしかなく、しかもちょっと広いので便座に座ったままではドアに手が届かないこと。 それでも、おなかが痛すぎて仕方なく用を足すことにしたこと。 そして、朝イチなので人が入って来るとは思っていなかったこと。 だから自分はヤバいヤツではないこと。 必死の形相で大きな身振り手振りで、オジサンは何とか自分が変な人ではないことを伝えてきました。 下半身丸出しで便座に座ったまま。 オジサンのあまりの必死さと下半身丸出しのギャップ、それに朝から全く知らないオジサンの用を足す様子を目撃してしまったことに衝撃を受けすぎて、「あぁ、そうなんや・・・」としか答えられない僕。 とりあえず、何もなかったように小用のトイレに行って、僕も用を足したんですが、用を足し終えるまで永遠に感じられるような何とも言えない気まずさに包まれました。 人生で初めて、誰も悪くないのに、誰も幸せになれない瞬間があることを知りました。 そんな朝イチの衝撃での僕の精神状態とは真逆に、今日もしっかりと大量収穫の1日でした。 画像は、90年代頃のLANVINのデザインコートと70年代のデニムパンツ、COACHのビッグショルダーバッグです。 オールドのランバンのデザインコートは、マイクロスウェード素材が使われた秋らしい良い雰囲気の男前。 絶妙なユルめのシルエットと上品な雰囲気が見事に融合した、ハイブランドらしいアイテムです。 オールドのデニムパンツは、しっかりと色の残ったコンディション良好な逸品。 シンプルなデニムパンツにされたステッチワークが良いアクセントです。 コーチのショルダーバッグは、ほとんど見かけることのないパープルカラーの珍しい逸品。 大きめの容量なので、普段使いはもちろん、ちょっとした旅行や通学などにも活躍してくれます。 では、現実逃避の買い付け日記の更新を終えたところで、すごく嫌いなパッキング作業を始めようかと思います。
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| 2018-09-04 12:08
| 買い付け日記
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