京都の古着屋Linkのブログ | |||||
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() おはようございます。 みなさんは、状況の変化に脳がついてこず、パニックになった経験ってありますか。 僕は昨日、それに遭遇しました。 昨日の夜、田舎町の探索を終了した僕は、不足してきた水を買いに大きめのスーパーへ。 こっちのスーパーの多くは、大きなモールの中にはいっていて、駐車場もかなり広いところが多いです。 昨日立ち寄ったスーパーも、そんな感じ。 とりあえずスーパーの入り口に近めの開いているスペースに車を止めて店内へ。 アメリカのスーパーは、日本のスーパーと比較にならないぐらい冷房が効いていて寒いので、この日もガタガタ震えながら水を探して広い店内をうろうろ。 無事に目当ての24本セットの水を探し当てて、レジでお会計をして、スーパーのカートをガラガラ押しながら車に戻ることに。 途中の飛行機移動からずっと使ってるシルバーのミニバンのカギを、手元のリモコンキーで開錠して、買った水を車に積み込むために後部座席の扉を開けてみると思ってもみない光景が。 昨日1日中駆け回って集めた大量の商品たちが消え、代わりに散乱したお菓子の食べ跡や飲み終わったペットボトルが散乱しています。 運転席を見ると長いロザリオがルームミラーにかけてあり、後部座席にはチャイルドシートが付いています。 その他にも、うちの車にはあり得ないものが多くあり、代わりにうちの車にあったはずのものが全てなくなってしまっています。 え、これ、どういうこと?今日がんばって集めた商品たちは盗まれたってこと?盗んだ後に、ちょっとしたパーティーをしてお菓子やペットボトルをまき散らしたってこと? 信心深いキリスト教徒の人が?子供連れで? いや、ないないないない。そんな訳ない。 え、でも、これどういう状況?意味が分からん。 想定していた状況とのあまりの変化に脳がついていかず、一瞬でパニックになる僕。 そのとき、相方さんの冷静な一言が僕の背中から聞こえてきました。 「なんで、知らん人の車のドア勝手に開けてんの?そんなことしたらアカンやん」 偶然うちの車と同じ車種で同じカラーで、偶然うちの車の近くに駐車していて、しかも偶然カギをかけ忘れていた、全くの他人の車のドアを、僕は開けてしまっていたのです。 相方さんの一言で全てを理解した僕は、見ず知らずの子連れでお菓子好きのキリスト教徒の人の車のドアをそっと閉め、僕の車の元に急いだのでした。 ある意味で、今回の買い付けで1番ドキッとした瞬間でした。 昨日も引き続き、ガッツリと商品が集まった1日でした。 昨日は朝から第2便を日本に送りに運送会社さんへ。 特に大きなトラブルもなく商品を預けて、久しぶりにスッキリした車で、そのままドライブ。 到着した田舎町で、さっそく探索開始。 朝から夜まで調子良く商品が集まり、一気にスッキリ感のなくなった車内に。 その後スーパーに行って、ちょっとパニックになって、モーテルにチェックインして、収穫分の仕分けをして、しっかりと睡眠をとって、現在に至ります。 画像は、70~80年代のPENDLETONのリバーシブルベストとISSEY MIYAKEのスタンドカラージャケット、60年代頃のユーロワークのサスペンダーパンツです。 オールドのペンドルトンのリバーシブルベストは、ウールのチェック柄とコーデュロイ素材のリバーシブル仕様。 さりげなく両面の各所にされたパイピングが、良いアクセントになった、個人的なお気に入りです。 イッセイ ミヤケのデザインジャケットは、スタンドカラー仕様。 無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインながらも、しっかりと存在感を主張してくれる、ハイブランドらしい逸品です。 ヴィンテージのユーロワークのサスペンダーパンツは、極上の雰囲気の男前。 ワークものながらも、どこか上品な雰囲気を漂わせているのは、オールドのユーロワークものならではです。 レディースアイテムも、引き続き好調に集まっています。 COMME des GARÇONSのデザインニットは、希少価値の高い90年代のオールドもの。 全体に大胆にされた切り替えデザインが、ここらしい遊び心です。 ![]() ![]() 60年代のノースリーブワンピースは、60年近く前のものとは思えない極上コンディション。 全体にシワ加工がはいったファブリックが使用され、計算された立体感のあるシルエットに仕立てられた、上品で上質な逸品です。 ![]() ![]() では、これからちょっとドライブしてきます。
by used_link
| 2018-09-05 21:33
| 買い付け日記
|
Comments(0)
| |||||
ファン申請 |
||