京都の古着屋Linkのブログ

買い付け日記 6

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おはようございます。

昨日は、いつもより少し早めにモーテルを出て、そのままロングドライブ。
快適にドライブして、何気なく外を眺めると綺麗な湖がフリーウェイの左右に広がっていました。
いい景色やな、と思いながら走行していると、違和感を感じました。
普段なら少し走ると景色が切り替わるんですが、湖に終わりがないんです。
走っても走っても、ひたすら湖。
おかしいと思っていると、さらにおかなしことが。
湖の真ん中から、STOPの標識や信号が突き出ているんです。
終わらない湖の正体は、どうも水没した町みたいです。
信じられないぐらい広範囲にわたって、町が水の底に沈んでしまっているんです。

そこからは、フリーウェイの出口もずっと封鎖されて、ただただ走ることしかできません。
途中で立ち寄る予定だった町も水没してしまっていて、出口が封鎖されているので、フリーウェイから降りられません。
その町でガソリンを給油するはずだったんですが、それは叶わず。
そのまま走り続けて、降りられる町で降りて給油するしかありません。
しかし、左右に見える景色は相変わらず水ばかり。
本来は2車線あるフリーウェイは、水没の影響による工事の為に、ひたすら1車線が封鎖されていて、使えるのは1車線だけです。
しかも、路肩もありません。
こんな1本道でガス欠は笑えません。
どんどん減り続けるガソリンメーターに焦る僕。

さらに走り続けるも、道路と出口の封鎖は終わりません。
途中にあるレストエリアという、休憩所みたいなスポットも、封鎖されて地元の人たちの避難所みたいになっています。
ガソリンタンクはほとんど空で、本当にもうダメかと思った時、やっと封鎖が解けて出口が見えてきました。
ギリギリのガソリンで何とか走り、出口を降りてすぐのガソリンスタンドへ。
嘘みたいに高い料金設定のぼったくりのガソリンでしたが、この時はぼったくりに対する怒りよりも安心感の方がはるかに勝ちました。
やっとガソリンタンクを満たして、そこからは再び快適なドライブに戻りました。

それからしばらく走って目的地に到着後、すぐに商品探索を開始。
そんなに期待していなかった町でしたが、思っていたよりも快調に商品が集まり、大量収穫の1日になりました。
こっちに来てから、序盤からずっと大量収穫が続いてくれているので、モーテルの部屋が本当に大変なことになってきています。
夏物は商品1枚1枚が薄いので、商品の山ができにくいんですが、今回はしっかりとそびえ立っています。
商品たちに圧迫されて、日に日に生活空間が無くなってきているんですが、田舎過ぎて運送会社がありません。
早く運送会社がある町にたどり着いて、日本に向けて商品を送りたいです。

画像は、80年代頃のプリントTシャツと80~90年代のChristian Diorの半袖シャツです。
プリントTシャツは、ヴィンテージらしい良い雰囲気の男前。
ユルめのシルエットのブラックボディにホワイトカラーのプリントがはいった、さりげなくも存在感のあるお気に入りです。
オールドのクリスチャン・ディオールのショートスリーブシャツは、コンディション、サイズ感、シルエットの揃った逸品。
カジュアルな雰囲気になりがちな総柄シャツながらも、実際に着るとどこか上品さが漂う計算されたデザインは、さすがの一言です。

では、これからちょっとドライブしてきます。

by used_link | 2019-05-21 20:52 | Comments(0)
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