京都の古着屋Linkのブログ | |||||
明日の朝に日本に向けて第3便を送りに行く予定で、現在パッキング作業中なんですが、それが嫌すぎて現実逃避の買い付け日記の更新です。 日本の空港のカウンターや乗り口でも、何人か分からないのか、日本人のスタッフさんにちょくちょく英語で話しかけられる僕ですが、こっちでも日本人だと思われていないことが多いです。 そして、こっちでは必ずと言っていいぐらいメキシコ人と思われています。 こっちの僕がよく行くような町の僕が立ち寄るような場所では、メキシコ人は労働者がほとんどで、そのメキシコ人労働者を取りまとめる上の人がアメリカ人の白人さんだったり黒人さんだったりします。 実際に現場で働いているのはメキシコ人で、白人さんとか黒人さんは、あまり表に出てきません。 なので、働いているメキシコの人は、お客さんによく用事を頼まれたりしています。 僕はお客さん側で立ち寄っているのに、お客さんとして来ている他の人に、メキシコ人の従業員と勘違いされて、しょっちゅう用事を頼まれたりします。 ちょっと前に、ドライブ中に警察に止められて身分証の提示を求められたときに、日本のパスポートと国際免許を出したら、 「お前の国のIDを出せ!!」 と謎の激ギレをされて、自分が日本人であることを必死に説明したこともあります。 そんな感じで、こっちでメキシコ人と勘違いされることが多々あるんですが、他の国の人から見たらそんなもんなのかな、と思っていました。 今日までは。 今日の商品集めの中盤ぐらいで、車を駐車場に止めて歩いていると、前方からメキシコ人男性が歩いてきて、にこやかに僕に話しかけてきました。 ただ、何を言っているのか分かりません。 メキシコ人の話す英語は独特の訛りがあるんですが、僕はなかなか聞き取ることができません。 今回もメキシコ人イングリッシュで分かりにくいのかな、と思っていたんですが、よくよく聞いても分かりません。 どう聞いてもスパニッシュで話しかけられています。 なので、「ごめん。ちょっとわからへんわ。英語で話してくれる?」と言うと、今度は訛りのあるメキシカンイングリッシュで「お前メキシコ人ちゃうの」と言って立ち去って行きました。 え?僕って現地の人から見てもメキシコ人なん? 生粋の日本人やのに? しかも、話しかけるだけ話しかけといて、話の内容も分からないままに立ち去られた、僕のポツンと置いて行かれた感。 なんか、なんとも言い表せない気持ちになった出来事でした。 そんな中、商品集めは今日も好調でした。 朝から夜までガッツリと大量収穫の1日でした。 少し前に第2便を送ったんですが、モーテルの部屋の中の商品の圧迫感がすごいです。 今から、これをパッキングしていくと思うと気分が重いです。 その分、良い商品がしっかりと集まってくれているということで、それが1番良いことなんですけどね。 画像は、60~70年代のスプリングコートとDRIES VAN NOTENのデザインパンツ、COACHのビッグショルダーバッグです。 ヴィンテージのスプリングコートは、春らしいカラーリングが魅力。 しっかりとした上質な素材にチェック柄がはいった、上品な良い雰囲気の男前です。 この他にもスプリングコートが、いろいろな色目、サイズ感、デザインで豊富に買えています。 ドリス ヴァン ノッテンのデザインパンツは、ワイドストレートなシルエットが今季らしい良い雰囲気。 春らしい軽やかな素材のワイドパンツのウエスト部分に共布のベルトが付いた、さりげなくもデザイン性の高い逸品です。 今回の買い付けでは、うちの定番のテーパードのパンツはもちろんですが、ワイドストレートやフレアシルエットのパンツなんかも集めてみています。 この他にも、春になると気になってくるスウェットなんかも、ちょっと一癖あるものを中心に集まっています。 オールドコーチのレザーショルダーバッグは、人気の高い大きめのブリーフケース型。 肉厚で柔らかな極上のレザーが使われた、ずっと長く愛用してもらえるアイテムです。 コーチのバッグたちも、いろいろなカラーやサイズ感、種類で集まってくれています。 そろそろパッキング作業に戻らないと大変なことになりそうなので、そろそろ再開しようと思います。
by used_link
| 2020-02-21 15:03
| 買い付け日記
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