無事にアメリカに入国しています。
とは言っても、ここからさらに乗り継ぎを繰り返すので、今回の目的地まではまだまだ遠い道のりです。
ここまでは大きなトラブルもなく、順調でした。
早朝の関空にシャトルバスで到着後にチェックイン。
そのまま飛行機に乗り込んで、羽田空港へ。
ここまでは、ちょっと人が少ないという程度で、特にいつもとの違いは感じませんでした。
羽田で国際線のターミナルに移動すると、全く違う雰囲気に。
どの店もシャッターが降りて、張り紙がしてあります。
ライトも所々しか点いておらず、かなり暗め。
いつもなら人で混み合う搭乗口の前にも、ほとんど人がいません。
以前との違いを、しっかりと肌で感じました。
その後、飛行機に乗り、定刻で離陸。
飛行機の中は閑散としていて、1割も埋まってない感じでした。
僕の席の映画を観たりするモニターの画面だけ、アイスかなんか塗り付けたのかというぐらい汚れてたり、
機内が寒すぎてガタガタ震えたり、僕の席だけずっとギシギシと音が鳴って落ち着かなかったりといった、
いつも通りの持ってない感はありましたが、無事にアメリカに到着。
日本がいつもよりも厳しい感じだったので、かなりの厳戒体制を予想していたんですが、入国審査は、いつも通りのユルい感じで通過。
その後の手荷物検査で、いつも通り止められて、チェックされてるとき、
チェックしてる係員の横にもう1人の係員が来て、彼女に何か耳打ちしました。
すると、彼女は目を見開き、顔色が変わりました。
なにかトラブルかな、嫌やな、と身構える僕たち。
彼女に耳打ちをした同僚がポケットから1枚の紙を出し、それを見ながら、かなり揉めてる様子の2人。
5分ほど経過するも、僕たちの荷物チェックの手は止まったままで、揉め続けています。
なんなんやろ、また別室とか連れて行かれるのかな、と覚悟をしながら、彼女たちが見ている紙を何気なく覗いてみてビックリ。
その紙は、彼女たちのシフト表でした。
彼女たちの会話をよく聞いてみると、どうも2人とも明日休みやと思ってたのに、出勤になってるという、
後で休憩時間にやれよ、というやりとりでした。
その後、さらに5分ほど彼女たちのやりとりを聞いて、ほぼチェックされずに荷物を返されて、現在に至ります。
こっちでは、こういうことはしょっちゅうなので、ある意味、アメリカに来たんやなと実感できる出来事でした。
次の飛行機まで、まだかなり時間があるので、今のうちにゆっくりしておこうと思います。