京都の古着屋Linkのブログ

買い付け日記 5

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おはようございます。

昨日は小雨の振る中、買い付けを開始。
少しドライブして到着したのは、またまた治安の悪めの町。
全く期待せずに探索を開始したんですが、ここが大当たり。
かなり大量に収穫をして、次の町へ。
次も予想を大きく超える大量収穫。
良い気分でこの日の商品集めを終了して、先日のトラブルを放置したままの車を交換してもらいにレンタカー会社へ。

いつもなら事情を説明して、すぐに交換をしてもらうだけなんですが、今回はここでちょっとしたトラブル。
レンタカー会社に到着して、事情を説明して、交換手続きをしてもらうまでは順調。
レンタカー会社スタッフのイカツめの黒人さんの男性が、パソコンで交換の手続きをしてたんですが、これが全く終わらない。
大体3分もあれば終わるはずなんですが、ひたすら待たされ続けます。
15分ほど経過したとき、「あの・・・・」と話しかけてくるイカツめスタッフさん。
「車を交換してたつもりやったんやけど、間違えて返却してしまいまして」
と大きな体をできるだけ縮めて、申し訳なさそうに話すスタッフさん。
「料金は同じに設定するし、今日もう1回レンタルをしてもらうってことでもいいかな」
と続ける、申し訳なさでイカツさ半減のスタッフさん。
「全然いいよ。それでお願いします」と僕。
「そうか、よかった。じゃあすぐにそうするわ」
と再び笑顔に戻るスタッフさん。
ただ、ここから長かった。

待っても待っても終わりません。
どうも、こういった作業は初めてのことで、かなり苦戦している様子。
再レンタルの手続きを始めてから15分経過し、30分が経過。
笑顔だったパソコンの画面を見つめる彼の顔も、焦りからかめちゃくちゃイカツい顔に。
だんだんと変な空気になってきたのが耐えられないようで、「どこから来たん?」と話し始める、いまや激イカツいスタッフさん。
「日本から来てん。仕事で」と僕。
「俺、日本に言ってみたいねん」と彼。
「へぇ、そうなんや。日本食とか好きなん?寿司とか」と僕。
「いや、寿司は食べられへんねん」と彼。
なんていう世界一どうでもいい会話。
その間も彼の焦りは増していき、そのせいでイカツい顔は般若の迫力。
1時間以上待ってから、何とか交換作業が終了。
ホッとした様子でイカツさが減少したスタッフさんから、新しい車のある場所を聞いて、すぐにそちらへ。
車に乗って、いろいろチェックしていると、またまた欠陥が。
すぐに戻って、さっきのスタッフさんに事情を説明。
ブルドッグぐらいのイカツさに戻っていた彼の顔は、再び般若へ。
なんか逆に申し訳ない気持ちで彼の作業を待ち、今度はすぐに終わり、違う車を案内してもらって、ブルドッグレベルに戻った彼に見送られて出発。
結局、車の交換だけで2時間以上かかりました。

そこから新しい車で部屋に戻り、大量収穫の商品を仕分けして、日本に向けての第1便を送るためにパッキング作業を開始。
商品の素材や種類をメモして箱に詰めて、次の商品をメモして箱に詰めて、を永遠に繰り返します。
レンタカー会社での時間のロスもあり、全く時間がありません。
いつもなら、途中で嫌になって現実逃避にテレビを見たり、窓の外を眺めたりするんですが、そんな時間はなく、ただただ手を動かし続けます。
序盤戦から大量収穫が続いてくれていることで商品の山は大変なことになっており、部屋の中は僕たち生活するスペース1に対して商品9の割合。
そんな商品の山に何度も心が折れそうになりながらも挑み続け、朝方に何とか終了。
そこから自動で降りてくるまぶたを無理やりこじ開けて、書類の作成。
いつも通り、自分でも理解できない誤字や脱字を繰り返しながらも、少し前に終了して、現在に至ります。
とりあえず、これで運送会社さんに持ち込めます。

画像は、90年代頃のY'sのロングコートとYVES SAINT LAURENTのブレスレットです。
オールドのワイズのコートはロング丈でダブル仕様。
シンプルなデザインながらも存在感のある、このブランドらしいアイテムです。
イヴ サンローランのブレスレットは箱付きで発見。
ブラック×ホワイトのバイカラーで編みこまれたレザーが、手元のアクセントになってくれます。

では、これから第1便を日本に送りに行こうと思います。


by used_link | 2021-10-20 21:23 | 買い付け日記 | Comments(0)
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