京都の古着屋Linkのブログ | |||||
おはようございます。 昨日は、めちゃくちゃ長い1日でした。 昨日は、いつもより早めにホテルを出て、目的の郊外の町へ向けてドライブ。 その途中で予約してあった検査機関に立ち寄り、帰国のためのPCR検査。 日本よりかなりカジュアルな感じで2人あわせて3分ほどで検査を終えて、料金の支払い。 金額は1人250ドル、2人で500ドル。 2人あわせて日本円で56000円ほど。 仕方ないとはいえ、高いわ。 めちゃくちゃいいヴィンテージ買い付けれるわ。 結果は30分ほどで出るみたいなので、1度外に出ることに。 大丈夫だとは思いつつも万が一のことを考えて、落ち着かない気持ちで近くのガソリンスタンドで給油したりしながら時間つぶし。 30分後にメールが届いて確認するとNEGATIVEの文字。 胸をなでおろしつつ、再度検査機関へ。 厚労省が推奨している書式での陰性証明書を紙でもらって、ホッとした気分でドライブ。 たどり着いた町は、白人さんが多いセレブな雰囲気。 ほとんど治安の悪い系の町しか行かないので、場違いな空気を感じながらも探索開始。 ここが、なかなかの当たりな町でしっかりと商品を収穫して少し移動。 次の町でも大量収穫で、気分良くさらにドライブ。 そこでもしっかりと商品を確保してホテルに戻ることに。 ここまでは良かったんですが、問題はそれから。 あと少しでこのホテルを出て行くのと商品が大量すぎて運ぶのがかなり大変なので、部屋の変更はやめておこうと思い、それを伝えるためにフロントへ。 すると、これまであんなに無愛想だったお姉さんがにこやかに話しかけてきました。 「あななたちのために部屋、確保しといたよ。冷蔵庫も電子レンジもあるよ」 これまでと違った、あまりにもフレンドリーなお姉さんの笑顔に、部屋の変更はもういいとは言えず、ありがとうと伝えて新しいカードキーを受け取りました。 このホテルには荷物を運べるカートもあるし、恐怖はあるものの一応エレベーターもあるし、それはそれでいいかと思い、カート置き場へ。 こういうときに僕の運のなさが発動です。 朝にはあったカートが1台もありません。 一応フロントのお姉さんに聞いてみるも、誰かが使ってるか部屋の中に入れてしまってるんじゃない?とのこと。 マジか。部屋の中いっぱいに山積みになった商品をカートなしで運ぶのか。 しかも、新しい部屋は違う棟の2階。 古い部屋から新しい部屋のルートを確認してみると、2階のも3階のも棟と棟を結ぶ連絡通路は封鎖されています。 つまり、引越し作業をするには、元々いた棟の3階の部屋から荷物を持って1階まで降りて、隣の棟まで徒歩移動し、さらにその棟の2階に上がり、新しい部屋に運び込まなければなりません。 嘆いていても仕方ないので、とにかく引越し作業を開始。 持てるだけの荷物を持って階段を下りて1階へ行き、そのまま隣の棟まで行き、さらに階段で2階への新しい部屋へ。 また元の部屋に戻って荷物を持てるだけ持って新しい部屋に行き、たまに祈りながらカート置き場に行き、1台も戻ってきてないことに絶望して、また荷物を運んで、を永遠に繰り返します。 結局1度もカートが戻ってくることはなく、2時間以上かけて何とか引越し作業が終了。 そこからすぐに昨日の収穫分を車から部屋に運び込む作業。 何往復もして全て新しい部屋に運び込み、仕分け作業。 仕分けを終わらせ、ゆっくりしたい気持ちを抑え込んで、今度は第3便を送るためのパッキング作業。 連日の大量収穫で、箱に詰めても詰めても商品の山が減っていってくれません。 心が折れそうになりながら、ギリギリで踏みとどまって、ひたすらパンキング。 朝方に何とかパッキング作業が終了。 そこからさらに書類の作成。 頭が働いていないので、何度も誤字脱字を繰り返しながらも終了。 その後シャワーを浴びて、少し仮眠をとって、現在に至ります。 これは余談なんですが、さっきフロントの近くに行ったときにカート置き場を見てみたら、しっかりと2台もカートが返却されていました。 さらに、引越し作業が終わった後に気付いたんですが、新しい部屋の冷蔵庫は使えたものの電子レンジは使えませんでした。 また引越しになったら面倒なんで、もうこの部屋でいいですけどね。 ただ、なんかすごくモヤモヤします。 画像は、色々と集まってくれたニットたちと80年代頃のChristian Diorのスラックス、80~90年代のEMPORIO ARMANIのデザインロングコートです。 以前の買い付け日記でも少し触れましたが、今回の買い付けはこの時期とは思えない暖かさで、最初の頃は冬物商品を集めるのに苦労しました。 ニットも序盤では厳しかったものの、今では溢れ返るほどの量を確保することができました。 スラックスたちは、どちらクリスチャン ディオールのオールドもの。 上質で上品な印象ながら、どこか抜け感のある男前たちです。 オールドのエンポリオ アルマーニのコートは、深みのあるグリーンカラーが魅力。 コンディション、サイズ感、シルエットのそろった逸品です。 この他にも、今回の買い付けでは色々な種類でコートが揃っています。 では、これから第3便を日本に向けて送りに行ってきます。
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| 2021-10-27 21:18
| 買い付け日記
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