京都の古着屋Linkのブログ

買い付け日記 6

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おはようございます。

昨日は、ホテルを出発してすぐに日本に向けての第1便を送る為に運送会社さんへ。
大量の商品が入った、これまた大量のパッキンを車に積み込んで出発。
以前はコロナの影響で対面で直接渡せなかったりしたので、事前に担当者の方に連絡をして聞いてみると、「もうアメリカではコロナは終わったんで、普通に持って来てください」との答え。
なので、大量のパッキンを直接手渡し。
無事に渡すことができてホッとしながら、いつごろ関空に到着するのか聞いてみると、2週間かかるとのこと。
以前なら1週間もあれば届いたので、なぜか聞いてみると担当者の方の答えは、「いやー、コロナの影響で」とのこと。
え?アメリカではコロナは終わったとか言ってなかった?
なんとなく納得できないものの、アメリカ人を問い詰めたり追い詰めたりすると、めちゃくちゃ機嫌が悪くなって、最悪まともに仕事してくれなくなったりするので、ぐっと抑えて「じゃあ、お願いね」とだけ言って立ち去りました。

運送会社さんだけじゃなく、ホテルとかでもこういうことは良くあります。
一時期と違ってホテルのフロントスタッフもノーマスクで大声で話し、コロナは終わったーみたいなことを言っているのに、備品をもらいに行くと無かったりして、その理由は「いやー、コロナで」というのもの。
アメリカ全体として、コロナはもう終わったぜー!ウェーイ!みたいな感じなのに、なにか自分たちに都合が悪いことは全てコロナのせいにしてきます。
しかも、その大半はそもそもコロナ関係ないやんみたいなことで。
アメリカ人の気質は基本的に好きなんですが、こういうご都合主義なところは、あまり好きになれません。

すみません。ちょっとグチってしまいました。
とりあえず、大量の荷物を渡して身軽になってから、送りきれていない分の商品たちを迎えにホテルへ戻り、車に積み込んで再出発。
向かうのは、今回の買い付けの第2の目的地までの道の途中にある田舎町。
第2の目的地までちょっと距離があるのと、中継地点のその町の規模が少し大きめなので、少しの間そこを拠点にすることに。
アメリカの田舎名物、何も無いただただ真っ直ぐなだけの道をひたすら走り、中継地点の町に到着。
到着後すぐに探索を開始すると、なかなかの当たりでした。
夜までしっかりと収穫をして、ホテルへ。
買い付けた商品たちと荷物を部屋に置いて、スーパーに。
なくなってきていた生活用品を買ってホテルに戻り、収穫した分の商品の仕分けをして、シャワーを浴びて、ベッドに直行。
しっかりと睡眠をとって、スッキリとした頭で現在に至ります。

画像は、まっすぐな田舎の道とCOMME des GARÇONS HOMMEのジャケット、80年代のCalvin Kleinのコートです。
まっすぐな田舎の道は、本当にただただまっすぐで何もない道。
こういう道をひたすら走っていると、アメリカに来たなーと思うんですが、5分で飽きてきて、30分後には窓を全開にして何かを叫びたい衝動に駆られます。
コム デ ギャルソン・オムのジャケットは、立体感のある縮絨加工が施された、ここらしい逸品。
上質なウール素材が使用された、さりげなくも存在感のある男前です。
オールドのカルバンクラインのコートは、目を引くキレイなカラーリングが魅力。
この年代らしい絶妙な抜け感のある、個人的なお気に入りです。

では、これからこの中継の町の郊外を攻めてきます。


by used_link | 2022-10-26 21:08 | 買い付け日記 | Comments(0)
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