京都の古着屋Linkのブログ

買い付け日記 12

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おはようございます。

昨日は日曜日だったので、仕入先も営業開始が遅く、ホテルを出発するのもちょっとゆっくりめ。
なので、朝早く近所のスーパーへ買い物に。
そこで見つけました。
飽き飽きしていた我が家の食卓の救世主を。
それはヨーグルト。
日本では当たり前すぎて見落としがちなんですが、彼らのポテンシャルはすごい。
まず、当然ながらしょっぱくない。そして甘すぎない。
さらにサッパリしているのに、しっかりと満足感を得られる。
なおかつ、体に良い気がする。
完璧すぎる食品なんです。
これまでも何度か買おうとしたんですが、ホテルの部屋はかなり暖かいので敬遠していました。
しかし、今泊まってるホテルの部屋には冷蔵庫があるんです。
なので、ついに手に入れることが出来ました。
それだけでなく、僕がこっちで1番美味しい食べ物だと思っている、ハラペーニョ&チェダーのベーグルまで手に入れることが出来ました。
しかも、どちらも激安。
ヨーグルトは1つ60セント、ベーグルは1つ90セントほど。
こっちでは生活費を出来るだけ抑えて、その分を商品代金に回している僕たちにとっては、もう最高です。

最高のごはんを手に入れて、ホテルに戻ってすぐに朝食。
この部屋、冷蔵庫だけじゃなく電子レンジもあるんです。
なので、買っておいた電子レンジ対応の容器にお水を入れてお湯を沸かし、日本から持ってきていた粉末のコーンスープを作ります。
ヨーグルトとベーグル、さらに温かいスープ付き。
豪華すぎる食卓。
まずはヨーグルトからいただきます。
いろいろ買った中からチョイスしたのは、日本では見たことのないレモン味のもの。
一口ほおばると絶妙な酸味が口いっぱいに広がり、鼻からはさわやかなレモンの香りが抜けていきます。
相方さんは、さらに日本で見たことのない、ホイップされたチョコレート味のヨーグルトをチョイス。
一口もらうと、ヨーグルトと言うよりはクオリティの高いコンビニスイーツレベルのチョコムース。
程よい甘さの中に、微かな、しかししっかりと感じられる苦味。
鼻からはガーナの大地を思い起こさせるカカオの香りが抜けていきます。
そこにヨーグルト特有のほのかな酸味が見事なハーモニーを奏で、日本でチョコムースを食べない僕でも思わず笑顔になってしまいます。

次に大好きなハラペーニョ&チェダーのベーグル。
かなり大きめで肉厚なベーグルに細かく刻まれたピクルスになったハラペーニョが練りこまれ、ベーグルの穴を埋めるほどのチェダーチーズをトッピング。
一口かじって最初に感じるのはベーグル特有のもっちりとした食感。
噛みしめるとやや酸味のあるハラペーニョのピリ辛が味覚を刺激し、それをチェダーチーズのまろやかさが包み込んでくれます。
そこで温かなコーンスープ。
やっぱり温かい食事って最高、と思わせてくれる安心感。
コーン特有の甘みにクリーミーさが加わり、表面に浮かんだコーンがアクセントになってくれます。
あまりの美味しさに昇天してしまいそう。
朝からすばらしすぎるやろ。最高すぎるやろ。

久しぶりの豪華な食事の時間はすぐに終わり、準備をしてホテルを出発。
到着した大きめの郊外の町は当たりの場所で、朝から夜まで大量収穫。
途中、豪華すぎる朝ごはんだったからか、めちゃくちゃおなかが痛くなりましたが、あの食卓の代償なら仕方ないです。
日曜日はどこも閉まるのも早いので、遅くまでやっている巨大アンティークモールへ。
もともと高価なものが多いアンティークモールですが、物価高騰や円安の影響でさらに高額に。
なかなか値段の折り合いが付かないものの、ちょこちょこ収穫してホテルへ。
そこからいつも通り商品を運び込んで、次の日に日本に第3便を送る準備。
収穫分の仕分けが終わってすぐにパッキング作業。
途中何度も心が折れそうになりましたが、あの豪華な食事の力で乗り切り、何とか終了。
朝方に書類の作成を始めて、少し前に終了し、ちょっと仮眠を取って現在に至ります。

画像は、アンティークモールの様子と50~60年代のツイードコート、80年代頃のChristian Diorのデザインジャケット、大人買いしてやったヨーグルトたちとアメリカで1番美味しい食べ物であるベーグルです。
アンティークモールでは、しっかりと物価の高騰と円安を感じました。
その中で良いものを収穫しましたが、やっぱりアンティークモールでもだんだんと古いものが減ってきています。
ヴィンテージのツイードコートはコンディション、サイズ感、デザインの揃った男前。
フロントに付けられた古いクルミボタンが良いアクセントになってくれます。

今回の買い付けでも、コート類が順調に集まってくれています。

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クリスチャン ディオールのジャケットはしっかりとした上質なウール素材。
絶妙な高さのスタンドカラーや裏地のペイズリー柄、大きめのフロントポケットなど、ディティールの凝った逸品です。

冬物のショートジャケットも、今回いろいろと集めてみています。

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僕たちの救世主のヨーグルトとベーグルは、僕的には最高の食卓。
こっちの食べ物は、こっちにいるから食べているだけのものが多いですが、彼らはどちらも日本にあっても買うレベルです。

では、これから第3便を送りに運送会社さんへ行ってきます。


by used_link | 2023-10-30 21:41 | 買い付け日記 | Comments(0)
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