京都の古着屋Linkのブログ

買い付け日記 13

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本日で過酷だった今回の買い付けの旅の商品集めが終了しました。
大量の商品を手荷物で持って帰る為のパッキング作業をしないといけないので、少し早めにホテルに戻ってきています。

今朝も相変わらずの極寒の中、ホテルを出て駐車場へ。
凍ってしまっている車のフロントガラスの解凍作業をする為に、まずはエアコンを最大にして暖めつつ、専用の棒みたいなのでフロントや窓、リアのガラスの氷を削り取ります。
ある程度前が見えるようになったら、商品が詰まった大量の段ボール箱を車に積み込む作業。
ここで大誤算。
このホテルには荷物を運ぶ用のカートがひとつしかないんですが、それを私物化して自分の部屋の中に一晩中ずっと入れて独占してるヤツがいて、カートが使えない状況。
ひとつ数十キロの箱を大量に3階から1階まで、ひとつひとつ手で持ち上げて車に運び込むことに。
しかも運の悪いことに雪が1度降り積もった後なので、地面はびしょびしょ。
当然、腕が疲れたからといって、箱を地面に置いて休憩したりは出来ません。
商品がパンパンに詰まった大きな段ボール箱を、縦向けにしたり横向けにしたりとパズルのように組み合わせて運転席と助手席以外の全てのスペースに積んでいきます。
体力だけでなく頭も使って積み込んでみたものの1回では運びきれず、とりあえず運送会社さんへ1度持っていって、残りは戻ってきて運ぶことに。
この頃には極寒なはずなのに汗でびっしょり。

汗が引いたぐらいのタイミングで運送会社さんに到着して、すぐに1回目の大量の箱を車から降ろす作業。
運送会社さんが指定した場所に箱を降ろして、再びホテルへ。
当然のようにカートはフロントに戻っておらず、残りの箱もひとつひとつ持ち上げての積み込み作業。
3階から1階へ、数十キロある箱を再びひとつひとつ手で持ち上げて運びます。
そこから運転をして、またまた運送会社さんへ。
運送会社さんに到着してすぐに1回目と同じく、指定された場所に箱を降ろし、なんとか2往復分の荷物を預けて、ホッと一息。
朝から大量の箱の積み下ろし作業で、腕は筋肉疲労でヘロヘロです。
こっちでは筋力を使うことが少ないので、ある意味いい筋トレにはなったと思うことにします。
そこから、すぐに今回の買い付け最後の探索を開始。
商品集め最終日だった本日もしっかりと良いものが集まり、最後まで大量収穫で終えることが出来ました。

今回の買い付けでは、途中で商品が集まらないスランプもなく、序盤からずっと大量収穫が続いてくれました。
おかげで、もうこれ以上買い付けるのは無理だろうと思っていた、前回買い付け時の商品量をさらに更新することができました。
量的なことだけでなく、質的にもうちらしい良い商品を集めることができて、すごく満足しています。
ヴィンテージからハイブランド、デザインの効いたオールドものから小物類まで幅広い商品構成で確保できました。

画像は、A.P.C.の冬物のシャツジャケットたちと70年代のリーバイスのコーデュロイのスタプレ、Salvatore Ferragamoのレザーローファーです。
アーペーセーのシャツジャケットは、コーデュロイ素材とウール素材で発見。
どちらもシンプルながらも物足りなさを感じさせない、このブランドらしいアイテムです。
ヴィンテージのリーバイスのスタプレは、かなり珍しいコーデュロイ素材。
さらにチェックの織り柄がはいった、コーデュロイパンツとしてもあまり見かけない逸品です。
サルヴァトーレ フェラガモのローファーは、肉厚ながらも柔らかな上質なレザーを使用。
アクセントになるストラップの金具には、ブランドロゴが刻まれています。

では、そろそろ手荷物分のパッキング作業に取り掛かろうと思います。


by used_link | 2023-10-31 09:05 | 買い付け日記 | Comments(0)
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