京都の古着屋Linkのブログ | |||||
早朝便の飛行機に乗るためにまだ真っ暗な中、空港に到着しています。 手荷物で持って帰る大量の商品が入った箱の重量チェックをして、重量内に収まるように商品の入れ替えをしないといけないので、かなり早めに来ました。 昨日の買い付け日記を更新してパッキング作業が終了してから、シャワーを浴びているときに思いついてしまいました。 たまにはひげを剃って、さっぱりして日本に帰ろう。 しかし、これが大失敗。 数年ぶりにカミソリで髭を剃ってみたんですが、久しぶりだったのとこっちのカミソリが僕の弱い肌に合わなかったのとで、気がつくとあちこちで血が流れ出していました。 しかし、途中でやめることが出来ないのが髭剃りの恐ろしさ。 もはや戻る道はなく、突き進むのみ。 髭を全部剃り終わった頃には、僕の顔の下半分は血で真っ赤に。 少し切れてしまって、ちょっと失敗しちゃったとかのレベルじゃなく、もはや事件のレベル。 もしくは、ホラー映画に出てきてもおかしくない仕上がりに。 今では血は止まったものの、ヒリヒリが治まらず、いたるところが切れていて血の塊が出来た状態です。 しかし、運のいいことに今日はハロウィン当日。 こういう仮装ですけどって感じの顔をしておけば、乗り切れると強く信じています。 今回の買い付けも、何かとうちらしい小さなトラブルがありました。 珍しく飛行機に乗るまでは特に何もなく、順調すぎて逆に不安になったことから始まった今回の買い付け、 いつも通りの夕食のマズさと想定外の朝食の美味しさに戸惑った機内食、 相変わらずの極寒と激しい揺れでほぼ眠れず、眠れたと思ったら「お医者様はいませんか」の放送にビクッとなって目覚めたフライト、 アメリカの空港内の水の金額にドン引きして、到着後のあらゆるものの値段にさらに引いたアメリカの物価と円安、 セキュリティの異常な厳しさにアメリカの治安の悪さを思い知ったホテル、 序盤戦にして飽きて苦痛になった食事と偽救世主に心底ガッカリさせられた夜、 相変わらず苦手だった、夜通しのパッキング作業と書類の作成、 かなりの高額請求にもかかわらず、いろいろな制限が増えていた運送会社さん、 結局買い付け最終日まで全く治ることのなかった時差ボケ、 突然の視力低下に落ち込んでからの、まさかの買い付け中に起こった名作アニメ映画の再現、 二人とも無言になって青ざめた、片田舎の町で起こった数々の呪い、 ロングドライブのストレスに耐えかねて、誰もいない地平線にこだました僕の叫び声、 気温の寒暖差に悩んだかと思えば、寒暖差はなくなったものの、大雪以降の永遠に続く極寒の日々、 終盤戦に来てついに現れた救世主によってもたらされた僕たちの癒しの時間、 突然訪れたハードモードな筋トレチャレンジやハロウィン当日の予期せぬホラーな仮装など、 いろいろありましたが、結果として良い買い付けだったと思います。 今回の買い付けでも、かなり大量に良い商品が集まってくれたので、買い付け日記用の画像が余りまくっています。 時間が許す限り、画像をランダムに載せていこうと思います。 1970~80年代頃のLAVINのデザインニットは、抜け感と上品さが融合。 全体に施された立体感のある編み柄がアクセントに。 この他にもタートルネックやモックネックのニット、ポロニットなんかも集まってくれました 1980年代頃のChristian Diorのステンカラーコートは上質な素材感。 無駄のないシンプルなデザインながらも存在感のある、ハイブランドならではの男前です。 1970年代頃のユーロヴィンテージのニットジャケット。 各所に施されたパイピングやネック部分のメタルボタンとそれを繋ぐチェーンなど、ディティールの凝った逸品です。 1980~90年代のBurnerrysのタックスラックスたちは上品なチェック柄が魅力。 今回の買い付けでは、本当にオールドバーバリーが豊富に集まってくれました。 1990年代頃のVALENTINOのハットは落ち着いたバイカラー仕様。 暖かみのある素材がこれからの季節感を演出してくれます。 今回の買い付けでは、冬物の帽子もしっかりと確保しています。 そろそろ飛行機の搭乗時間ですが、まだまだ画像が余っているので、乗り継ぎの空港に到着後にまた更新しようと思います。
by used_link
| 2023-10-31 20:14
| 買い付け日記
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