おはようございます。
こっちに来てからずっと天気が悪いと少し前に書きましたが、昨日はただ天気が悪いだけでなく、朝から深い霧に覆われていました。
気温も低めで、霧のせいかしっとりとした空気の中ホテルを出発。
前方がほとんど見えず、ドライブ中は前を走る車のテールランプだけを目印に走行します。
途中で霧が晴れてくるも、空を覆いつくす分厚い雲は変わらず、薄暗い中ひたすらドライブ。
無事に到着したのは、小さな郊外の田舎町。
早速商品集めを開始するも思うように集まらず、ちょっと焦りながら次の町へ移動。
最初の町ほど悪くはないものの、その町でも大量収穫とまではいかず、さらに移動。
到着した少し治安が悪めの町が、昨日の中では1番の収穫でした。
1日を通してみると、それなりに良い感じに商品が集まってくれたのですが、これまでが大量収穫過ぎたので何となく消化不良でホテルへ戻ります。
ホテルの部屋に買い付けた商品を運びこんで、大量の商品の山々を崩さないようにビクビクしながら仕分け作業。
今日の朝に日本に向けての第1便を持っていく予定だったので、昨夜はその為のパッキング作業をすることに。
天高くそびえ立つ商品の山々を1枚ずつ取り出し、タグに書かれている素材表記を確認して、それをメモしてから段ボール箱に詰める。
この作業を、ホテルの部屋を埋め尽くしている大量の商品全てでする必要があります。
折れそうな心を無理やり奮い立たせ、途中からは無になりながら、この永遠の作業を繰り返します。
一晩中パッキングをし、朝方にやっと終了。
そこから勝手に閉じようとする目をこじ開けて、書類の作成に取り掛かります。
さきほどメモしたものを書類に書きこむんですが、眠気で頭が働かず、自分でも理解できない誤字を繰り返します。
無駄に時間をかけながら書類の作成も終了し、シャワーを浴びて、少し仮眠をとって、現在に至ります。
画像は、70~80年代のBurberrysのセットアップと50~60年代のコート、いい感じに集まってきているコートたちです。
ヴィンテージバーバリーのセットアップは、上質なウール素材。
深みのあるダークブラウンカラーにはいったチェック柄が良い雰囲気です。
ヴィンテージのコートは、上質で上品な男前。
ややアシンメトリーに付いたクルミボタンが良いアクセントです。
今回の買い付けでも、冬物のコートが集まってきています。
いろいろな素材、色、デザインが豊富に揃ってきました。
では、これから日本に向けての第1便を送りに行ってきます。