京都の古着屋Linkのブログ

2019年 05月 30日 ( 2 )


買い付け日記 18

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おはようございます。

こっちの人は良い意味で素直で単純なので、言動に裏がある人は少ない気がします。
困ってたり弱ってたりする人を見ると、押しつけがましくなくサラッと、困ってるし助けようって感じで助けてくれる人が多いです。
僕は、もしかしたら逆に迷惑になってしまうかな、とか余計なことを考えてしまって、即座に動けないことがあるんですが、こっちの人は困ってるなと感じる=すぐに行動するって感じです。
荷物を持ってドアを開けようとすると、ドアの近くにいた人が走ってきて開けてくれたり、スーパーで水の32本セットとかを手で持って運んでいると、何人ものお客さんやスタッフさんが声をかけてくれ、中にはスーパーの入り口まで走ってカートを持ってきてくれる人までいました。
こういうことが当たり前にサラッとできるアメリカって好きだな、と素直に思います。

こっちに来ると体調を崩して、すぐに風邪をひいてしまう僕は、こっちのマダムからよく「Get well soon」と言う言葉をかけてもらいます。
すぐに良くなるよ、とかお大事にって意味の言葉なんですけど、なんか気持ちが暖かくなって、本当にすぐに治るような気がして、何故かすごく好きな言葉です。
昨日、こっちの100均的なところでティッシュとアメリカの強力のど飴を買ったときにも、レジ係のアメリカンマダムが商品を見て、僕の顔を見て、全てを察して「Get well soon」という言葉をかけてくれました。
ただ、気持ち=行動というこっちの人の感覚には、良い面もあれば悪い面もあるんです。

昨夜モーテルに戻ってから仕事をしていると、ここ数日で最大級に鼻とのどの調子が悪くなってきました。
余裕を持って多めにティッシュを買っていたんですが、夜中に使い切ってしまい、仕方なくフロントにもらいに行くことに。
フロントには、例の笑顔お姉さんではなく、別の柔らかい雰囲気のアメリカンマダムがいたので、彼女にティッシュをお願いしました。
僕の顔を見て全てを察したマダムは、すぐにティッシュを用意してくれて、笑顔で送り出してくれたんですが、僕が背中を向けた瞬間にシュッシュッシュッという音がエンドレスに聞こえ出しました。
振り返ってみてみると、さっきまで優しい笑顔だったマダムが、鬼の形相で霧吹きにはいった消毒液を吹きかけまくっていました。
その勢いは凄まじく、フロントデスクや天井、僕が立っていた空間など、目に映るすべての場所に向けて、よくそれだけ早く指が動くなっていう速度の連射で吹きかけまくっています。
いや、気持ちは分かるよ。悪いんは、風邪をひいてる僕やし。すぐに消毒した気持ちは。
でも、もうちょっとだけ待ってもらえへんかな。
僕が背中を向けた瞬間じゃなくて、せめてもうちょっと離れてからにしてくれへんかな。
さすがに、ちょっと傷つくやん。
どんなことにも良い面と悪い面があると気付かされた夜でした。

画像は、90年代頃のバットマンのプリントTシャツとCOMME des GARÇONS HOMMEのデザインシャツ、PRADAのレザーサンダルです。
オールドのバットマンのプリントTシャツは、胸元のロゴがアクセントになったお気に入り。
経年変化でフェードしたブラックカラーが、オールドものらしい良い雰囲気です。
コム デ ギャルソン・オムのデザインシャツは、ライトブルー×ホワイトの夏らしいさわやかな雰囲気。
遠目に見るとシンプルなシャツに見えながらも、身頃の右側がチェック、左側がストライプに切り替えられているあたりに、ここらしい遊び心を感じます。
プラダのレザーサンダルは、これからの季節に確実に活躍してくれる男前。
無駄のないシンプルなデザインながらも、実際に履くと存在感をしっかりと出してくれる、ハイブランドならではの逸品です。

好調なレディースアイテムも少しだけ。

50~60年代のビーズハンドバッグは、ハンドメイドで作られたベルギーからの1点もの。
深みのあるブラウンカラーで統一された、上質で上品な逸品です。
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50年代のサマーワンピースは、ハワイメイドのヴィンテージ。
この年代のハワイメイドのものとなると、いかにもハワイアンな感じのものが多い中、こちらはデザイン性の高い柄のはいり方が珍しい、希少価値の高い逸品です。
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では、今日は中型都市を郊外から攻めてみるので、ちょっとドライブしてきます。

by used_link | 2019-05-30 20:51 | 買い付け日記 | Comments(0)

買い付け日記 17

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今回の買い付けでも、やっぱりモーテル運がないみたいです。
モーテルに関してのトラブルがいつもより少ないと思っていたんですが、やっぱりうちの買い付けでそんな訳はなかったです。

今朝、買い付け日記を更新してから用意をしてモーテルの部屋を出ようと思ったんですが、大粒の雹のことが気になって、窓がどうにかなっていないか調べることに。
特に雹による被害はなかったんですが、問題は他にありました。
窓を調べた後、何気なくロックがかかっているか確かめるために窓をスライドしてみると、簡単に開きました。
通常、どこのモーテルでもチェックイン時には、窓はロックしてあります。
当然、僕たちは2人とも窓は開けていません。
チェックインの時に、モーテル側がロックをし忘れたのかと思い、窓の鍵をかけることに。
ここで違和感。
窓の鍵部分が壊れていて、全くロックがかからないんです。
僕たちが滞在しているのは1階。
しかも窓はかなり大きく、簡単に外から侵入できます。
さすがに、これはすぐに対処しないといけないと思い、フロントに行って事情を説明することに。

フロントにいたニコニコと笑顔をたたえた女性スタッフに事情を説明するも、ロックがかからない訳がない、と信用してもらえません。
僕たちの説明に対して、満面の笑顔で否定し続ける彼女に対して、これ以上説明しても無駄だと感じ、とりあえず部屋に来てもらうことに。
笑顔ながらも明らかにイヤそうな彼女を連れて部屋に入り、問題の窓を見てもらうことに。
「何なん、そんな訳ないやん」とか言いながら笑顔で窓をスライドする彼女。
当然、窓は簡単に開きます。
「あ、そうか。窓の鍵をロックしてないだけやん」とか独り言を言いながら、まだ笑顔を崩さずに鍵部分を回転させて再び窓をスライド。
やっぱり、当然窓は開きます。
「え、マジで?ウソやん。アカンやん、これ。大変やん」とつぶやきながら、ついに笑顔が消えた彼女にメンテナンススタッフを呼んでもらうことに。

今すぐ仕事に行かないといけないので、時間がないことを彼女に説明すると、メンテナンススタッフがすぐに部屋に来るということで、笑顔お姉さんにはフロントに帰ってもらい、部屋で待つことに。
この時点で、すでに出発予定の時間を結構過ぎてしまっています。
しかし、メンテナンススタッフは、どれだけ待っても来ません。
しばらく待ってみてもくる気配が全くないので、再びフロントへ。
さっきまで対応してもらっていた笑顔お姉さんをフロントで見つけると、おそらくスタッフと思われる黒人さんのオジサンと談笑していました。
フロントに戻って笑顔にも戻ったお姉さんに、「僕たち仕事に行くし、時間がないねんけど」と言うと、笑顔のまま「え?何が?」という対応。
挙句の果てに、「ああ、チェックアウト?」と尋ねてくる始末。
ウソやろ。この人、さっきの窓の鍵のこと、もう完全に忘れてるやん。
仕方なく、「さっき窓の鍵のことで・・・」と言うと、「あ、そうや。鍵や。すぐにメンテナンススタッフが行くから」と完全に笑顔を失って言う彼女。
「いや、ホンマに時間がないねんけど」と言う僕に、「大丈夫、彼がすぐに行くから」とさっきまでのんびりしゃべっていた黒人さんのオジサンを指さす彼女。
いや、ほんまにあり得へんねんけど。
仕事ですぐに出ないといけないことを伝えて、「じゃあすぐにメンテナンススタッフを部屋に行かせるから」と言っていた本人が、そのメンテナンススタッフと30分以上も談笑しているなんて。
さすがにイラッとして、キレ気味に「ホンマに時間がないし、今すぐに来て」と伝えると、やっとメンテナンスのオジサンが部屋まで来てくれました。

ただ、そこからがさらなるイライラの始まりでした。
部屋に入って窓を見たオジサンは、「ああ、なるほどね」みたいなことを言って、「道具を取ってすぐに戻ってくるから、ちょっと待ってて」と言い残して出ていきました。
部屋で待っていても、全く戻ってこないオジサン。
10分経っても戻らず、20分経っても戻らず、めちゃくちゃイライラしてきました。
そろそろ30分が経過して忍耐の限界を迎えかけたときに、のんびりした足取りでやっと戻ってきたオジサン。
道具をとりに行くのにこんなに時間がかかるってことは、大工事なのかと思っていたんですが、オジサンの手には電動ドリルが1つと、小さな部品だけ。
いや、なんでそれだけ取りに行くのに30分もかかるねん!と激ギレしかけたものの、グッと怒りを抑えて「ホンマに時間ないし、急いでや」とだけ伝えると、「15分ぐらいやから大丈夫」との答え。
ホンマに大丈夫なんかな、と疑惑の目を向ける僕たちに大きな背を向けて、窓枠のところで作業を始めるオジサン。
すると、2~3分で「終わったで。じゃあ帰るから」と言い、部屋を出ていくオジサン。
そんな短時間でホンマに直ったんかな、と窓をスライドしてみると、全く開きません。
やるやん、オジサン。窓の鍵の修理を、こんな短時間で終わらすなんて。さすがプロやん。
とさっきまでのイライラを忘れてオジサンを称賛する僕たち。

しかし、再び窓を見てみて分かりました。
オジサン、窓の鍵を修理したんじゃなかったんです。
窓のスライドするところの下部分に金具を取り付けて、無理やり窓を一切開かなくしただけだったんです。
いや、空気の入れ替えとか、どうすんのよ、コレ。
ただでさえ、この部屋にはなぜか換気扇が一切ついてないのに。
窓が外から開けられて侵入されるかもしれない不安感が無くなるんで、いいんですけどね。
やっぱり、ここはアメリカです。
僕たちでは考えつかないような、斜め上の発想を見せてくれます。

大幅に出発時間は遅れましたが、今日も大量収穫の1日でした。
予想通り途中で渋滞には悩まされましたが、1日を通してガッツリと収穫が続きました。
朝の遅れを帳消しにしてくれるような大量収穫だったので、モーテルの部屋が再び大変なことになりつつあります。

画像は、80年代の刺繍TシャツとY'sのデニムクロップドパンツ、FLAXのリネンセットアップとCOACHのブリーフケースです。
ヴィンテージの刺繍Tシャツは、胸元に施されたNEW YORKの刺繍が、さりげなくも良いアクセントです。
今回の買い付けでは、刺繍ものにも力を入れて集めてみました。
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Y'sのデニムクロップドパンツは、ワイドシルエットが良い雰囲気。
ウエスト部分に同素材のベルトが付いた、このブランドらしいディティールの凝ったお気に入りです。
FLAXのセットアップは、ここらしいリネン素材が使われた夏仕様の一品。
夏物買い付けなので、これからの季節らしいリネン素材のアイテムも集めてみています。
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他にも、夏らしいシルク素材も、しっかりと確保できています。
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オールドコーチのブリーフケース型のビッグショルダーバッグは、入荷後に即完売することが多い人気のブラックカラー。
今回の買い付けでも、いろいろなデザインや大きさ、色目でオールドコーチのバッグが集まってくれています。
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では、これから本日の収穫分を仕分けしていこうと思います。

by used_link | 2019-05-30 13:04 | 買い付け日記 | Comments(0)