京都の古着屋Linkのブログ

買い付け日記 17

最後にもう1度メンズのアイテムをランダムに紹介します。





オールドのTiffanyのリングたちとネックレス。
必死に探した甲斐があって、いろいろなサイズやデザインでたくさん確保しています。
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1980年代頃のSalvatore Ferragamoのデザインニットたち。
どちらも上品で細かな編み柄が魅力の、これからの季節に活躍してくれるアイテムです。
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MARNIのデザインコートはダブル仕様のミドル丈。
シンプルなデザインだからこそ分かる、実際に来たときの極上シルエットはさすがの一言。
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完売していたイギリス軍のウールスラックスたち。
今回はダークブルーカラーだけでなく、珍しいブラウンカラーも収穫しています。
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最後にスペシャルアイテムを。
1970年代のYVES SAINT LAURENTのセットアップはベスト付きのスリーピース。
ヴィンテージサンローランのアイテム自体が絶滅危惧種なのに加えて、セットアップ、しかもスリーピースで見つかることはめったにありません。
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まだまだ画像はたくさん余っているんですが、そろそろ搭乗口に向かおうかと思います。


# by used_link | 2023-11-01 00:57 | 買い付け日記 | Comments(0)

買い付け日記 16

続いては、今回の買い付けでも好調だったレディースアイテムを紹介します。
これまで紹介できていなかったので、たっぷりと。




1950年代のウール素材のセーラーカラーのブラウス。
フロントだけでなく、バックスタイルにもデザインのはいったお気に入り。
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1960~70年代のニットたちは、当時のタグ付きのデッドストックで発見。
この辺のニットも、特にデッドストックで残っているものは、ほとんど見かけなくなりました。
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MARNIのデザインスカートは上質なウール素材。
全体にはいった、このブランドらしいパターンが良い雰囲気です。
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1950~60年代のビーズハンドバッグは深みのある良いカラーリング。
全体にあしらわれた細かなビーズに欠けのない、極上コンディション。
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1980~90年代のYVES SAINT LAURENTのニットジャケットとスカート。
どちらもカジュアル感と上品さが絶妙に融合した、ここらしいアイテムです。
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1950年代のウールコートは、この年代らしい綺麗なAラインが魅力。
襟元のミンクファーもしっかりと残った、上質で上品な逸品です。
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ヴィンテージのジャケットたちは、スッキリとしたショート丈のノーカラー仕様。
それぞれさりげなくもディティールの凝った、オールドものならではのアイテムです。
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MARNIのパンプスは、目を引くキレイなカラーリング。
ヒール部分に施された遊び心のあるデザインが、このブランドらしさを演出。
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ここでスペシャルアイテムの紹介です。
1950年代のウール素材のワンピースは深みのあるブラックカラー。
この年代のものではほぼ見かけることのない、珍しいデザインの希少価値の高い逸品です。
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最後に更なるスペシャルアイテムを。
1900年代初頭のアンティークブラウスは珍しいウール素材。
100年以上前のものとは思えない、襟元のリボンもしっかりと残った良好なコンディション。
このレベルのアンティークになると実際に着用できるものはほとんど残っていません。
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もう少し時間があるので、あと1回ぐらい更新できたらしようと思います。


# by used_link | 2023-11-01 00:17 | 買い付け日記 | Comments(0)

買い付け日記 15

無事に乗り継ぎの空港に到着して、ラウンジでゆっくりしています。
では、続いてもメンズアイテムをランダムに紹介していきます。




90年代頃のY'sのショートコートは、さりげないバイカラー仕様。
一見シンプルながらもディティールの凝った、このブランドらしいアイテムです。
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1970年代のミリタリーのダブルジャケットは、上質なウール素材。
フロントはチェンジボタン仕様になった、ミリタリーものながらどこか上品な男前です。
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今回あまり紹介していませんでしたが、冬物のヴィンテージやショートジャケット、変り種ジャケットなんかもしっかり集まっています。
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1980~90年代のYVES SAINT LAURENTのニットたち。
今回の買い付けではオールドサンローランもいろいろ発見できました。
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1980年代頃のBurberrysのカーディガンは上質なイングランドメイド。
立体感のあるケーブルの編み柄やブランドの刻印のはいったフロントボタンがアクセントに。
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ヴィンテージのカレッジリングとカレッジネックレス。
このへんも絶滅危惧種で、こっちでほとんど見かけなくなってしまいました。
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まだまだ画像も時間もたくさんあるので、また後ほど更新します。


# by used_link | 2023-10-31 23:46 | 買い付け日記 | Comments(0)

買い付け日記 14

早朝便の飛行機に乗るためにまだ真っ暗な中、空港に到着しています。
手荷物で持って帰る大量の商品が入った箱の重量チェックをして、重量内に収まるように商品の入れ替えをしないといけないので、かなり早めに来ました。

昨日の買い付け日記を更新してパッキング作業が終了してから、シャワーを浴びているときに思いついてしまいました。
たまにはひげを剃って、さっぱりして日本に帰ろう。
しかし、これが大失敗。
数年ぶりにカミソリで髭を剃ってみたんですが、久しぶりだったのとこっちのカミソリが僕の弱い肌に合わなかったのとで、気がつくとあちこちで血が流れ出していました。
しかし、途中でやめることが出来ないのが髭剃りの恐ろしさ。
もはや戻る道はなく、突き進むのみ。
髭を全部剃り終わった頃には、僕の顔の下半分は血で真っ赤に。
少し切れてしまって、ちょっと失敗しちゃったとかのレベルじゃなく、もはや事件のレベル。
もしくは、ホラー映画に出てきてもおかしくない仕上がりに。
今では血は止まったものの、ヒリヒリが治まらず、いたるところが切れていて血の塊が出来た状態です。
しかし、運のいいことに今日はハロウィン当日。
こういう仮装ですけどって感じの顔をしておけば、乗り切れると強く信じています。

今回の買い付けも、何かとうちらしい小さなトラブルがありました。
珍しく飛行機に乗るまでは特に何もなく、順調すぎて逆に不安になったことから始まった今回の買い付け、
いつも通りの夕食のマズさと想定外の朝食の美味しさに戸惑った機内食、
相変わらずの極寒と激しい揺れでほぼ眠れず、眠れたと思ったら「お医者様はいませんか」の放送にビクッとなって目覚めたフライト、
アメリカの空港内の水の金額にドン引きして、到着後のあらゆるものの値段にさらに引いたアメリカの物価と円安、
セキュリティの異常な厳しさにアメリカの治安の悪さを思い知ったホテル、
序盤戦にして飽きて苦痛になった食事と偽救世主に心底ガッカリさせられた夜、
相変わらず苦手だった、夜通しのパッキング作業と書類の作成、
かなりの高額請求にもかかわらず、いろいろな制限が増えていた運送会社さん、
結局買い付け最終日まで全く治ることのなかった時差ボケ、
突然の視力低下に落ち込んでからの、まさかの買い付け中に起こった名作アニメ映画の再現、
二人とも無言になって青ざめた、片田舎の町で起こった数々の呪い、
ロングドライブのストレスに耐えかねて、誰もいない地平線にこだました僕の叫び声、
気温の寒暖差に悩んだかと思えば、寒暖差はなくなったものの、大雪以降の永遠に続く極寒の日々、
終盤戦に来てついに現れた救世主によってもたらされた僕たちの癒しの時間、
突然訪れたハードモードな筋トレチャレンジやハロウィン当日の予期せぬホラーな仮装など、
いろいろありましたが、結果として良い買い付けだったと思います。

今回の買い付けでも、かなり大量に良い商品が集まってくれたので、買い付け日記用の画像が余りまくっています。
時間が許す限り、画像をランダムに載せていこうと思います。



1970~80年代頃のLAVINのデザインニットは、抜け感と上品さが融合。
全体に施された立体感のある編み柄がアクセントに。
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この他にもタートルネックやモックネックのニット、ポロニットなんかも集まってくれました
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1980年代頃のChristian Diorのステンカラーコートは上質な素材感。
無駄のないシンプルなデザインながらも存在感のある、ハイブランドならではの男前です。
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1970年代頃のユーロヴィンテージのニットジャケット。
各所に施されたパイピングやネック部分のメタルボタンとそれを繋ぐチェーンなど、ディティールの凝った逸品です。
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1980~90年代のBurnerrysのタックスラックスたちは上品なチェック柄が魅力。
今回の買い付けでは、本当にオールドバーバリーが豊富に集まってくれました。
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1990年代頃のVALENTINOのハットは落ち着いたバイカラー仕様。
暖かみのある素材がこれからの季節感を演出してくれます。
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今回の買い付けでは、冬物の帽子もしっかりと確保しています。
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そろそろ飛行機の搭乗時間ですが、まだまだ画像が余っているので、乗り継ぎの空港に到着後にまた更新しようと思います。


# by used_link | 2023-10-31 20:14 | 買い付け日記 | Comments(0)

買い付け日記 13

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本日で過酷だった今回の買い付けの旅の商品集めが終了しました。
大量の商品を手荷物で持って帰る為のパッキング作業をしないといけないので、少し早めにホテルに戻ってきています。

今朝も相変わらずの極寒の中、ホテルを出て駐車場へ。
凍ってしまっている車のフロントガラスの解凍作業をする為に、まずはエアコンを最大にして暖めつつ、専用の棒みたいなのでフロントや窓、リアのガラスの氷を削り取ります。
ある程度前が見えるようになったら、商品が詰まった大量の段ボール箱を車に積み込む作業。
ここで大誤算。
このホテルには荷物を運ぶ用のカートがひとつしかないんですが、それを私物化して自分の部屋の中に一晩中ずっと入れて独占してるヤツがいて、カートが使えない状況。
ひとつ数十キロの箱を大量に3階から1階まで、ひとつひとつ手で持ち上げて車に運び込むことに。
しかも運の悪いことに雪が1度降り積もった後なので、地面はびしょびしょ。
当然、腕が疲れたからといって、箱を地面に置いて休憩したりは出来ません。
商品がパンパンに詰まった大きな段ボール箱を、縦向けにしたり横向けにしたりとパズルのように組み合わせて運転席と助手席以外の全てのスペースに積んでいきます。
体力だけでなく頭も使って積み込んでみたものの1回では運びきれず、とりあえず運送会社さんへ1度持っていって、残りは戻ってきて運ぶことに。
この頃には極寒なはずなのに汗でびっしょり。

汗が引いたぐらいのタイミングで運送会社さんに到着して、すぐに1回目の大量の箱を車から降ろす作業。
運送会社さんが指定した場所に箱を降ろして、再びホテルへ。
当然のようにカートはフロントに戻っておらず、残りの箱もひとつひとつ持ち上げての積み込み作業。
3階から1階へ、数十キロある箱を再びひとつひとつ手で持ち上げて運びます。
そこから運転をして、またまた運送会社さんへ。
運送会社さんに到着してすぐに1回目と同じく、指定された場所に箱を降ろし、なんとか2往復分の荷物を預けて、ホッと一息。
朝から大量の箱の積み下ろし作業で、腕は筋肉疲労でヘロヘロです。
こっちでは筋力を使うことが少ないので、ある意味いい筋トレにはなったと思うことにします。
そこから、すぐに今回の買い付け最後の探索を開始。
商品集め最終日だった本日もしっかりと良いものが集まり、最後まで大量収穫で終えることが出来ました。

今回の買い付けでは、途中で商品が集まらないスランプもなく、序盤からずっと大量収穫が続いてくれました。
おかげで、もうこれ以上買い付けるのは無理だろうと思っていた、前回買い付け時の商品量をさらに更新することができました。
量的なことだけでなく、質的にもうちらしい良い商品を集めることができて、すごく満足しています。
ヴィンテージからハイブランド、デザインの効いたオールドものから小物類まで幅広い商品構成で確保できました。

画像は、A.P.C.の冬物のシャツジャケットたちと70年代のリーバイスのコーデュロイのスタプレ、Salvatore Ferragamoのレザーローファーです。
アーペーセーのシャツジャケットは、コーデュロイ素材とウール素材で発見。
どちらもシンプルながらも物足りなさを感じさせない、このブランドらしいアイテムです。
ヴィンテージのリーバイスのスタプレは、かなり珍しいコーデュロイ素材。
さらにチェックの織り柄がはいった、コーデュロイパンツとしてもあまり見かけない逸品です。
サルヴァトーレ フェラガモのローファーは、肉厚ながらも柔らかな上質なレザーを使用。
アクセントになるストラップの金具には、ブランドロゴが刻まれています。

では、そろそろ手荷物分のパッキング作業に取り掛かろうと思います。


# by used_link | 2023-10-31 09:05 | 買い付け日記 | Comments(0)